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久保、三好弾も焦らず 期する思い表現「自分が決めなくても勝てれば良い」

[ 2019年6月23日 05:30 ]

南米選手権・1次リーグC組   日本―エクアドル ( 2019年6月24日    ベロオリゾンテ )

練習開始前に三好(右)と言葉を交わす久保建(撮影・大塚 徹)
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 ライバルに続く代表初得点で、久保が日本を決勝トーナメントに導く。ウルグアイ戦では右MFのポジションを争う三好が2発。18歳は確かに触発されていた。それでも“刺激”という言葉をあえて避けるようにして、期する思いを表現した。

 「自分と同じようなポジションの選手が決めるということは、チームとしても非常に活気づく。代表の初ゴールは先を越されてしまいましたけど、本当にチームを救ったヒーロー。次は誰になるかは分からないですけど、自分たちも良い気持ちで練習に取り組めますし、良い準備ができるので、本当に価値のあるゴールだった」

 この日は、冒頭の円陣で森保監督が今回の遠征最長となる10分間の話を終えた後に、ウルグアイ戦先発以外のメンバーで練習した。ボールを奪われると18歳らしく奇声を上げたり、前田を後ろからホールドするシーンも。終始明るい表情で、引き揚げる際には1トップ候補の上田と話し込んだ。

 「自分が決めなくても、誰かが決めて勝てればそれで全然良い。ゴールが入らない時は入らないので。割り切ってプレーするだけかなと。入る時は入るというのは今季(FC東京で)証明できているので、焦らずやるだけ」。悟りを開いたベテランのように、最年少ゴール記録(19歳119日)更新を見据えた。

 本大会はDAZNが独占中継。

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