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清水MF西沢、2戦連続AT弾!ルーキープロ初スタメン応えた「最高です」

[ 2019年6月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第16節   清水2―1名古屋 ( 2019年6月22日    パロ瑞穂 )

後半アディショナルタイムに決勝点を決めた西沢
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 清水はプロ初先発のルーキーMF西沢健太(22)が2戦連続で後半アディショナルタイム(AT)に決勝弾を決め、アウェーで名古屋を2―1で下した。8戦ぶりの完封勝利を逃したものの、今季2度目の連勝を飾った。

 ルーキーがまたもやチームを救った。後半AT、途中出場のMF河井の右グラウンダークロスにダイレクトで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。2戦連続の劇的弾に「最高です。最後まで諦めなかったことが勝利につながった」と笑顔。篠田監督も「プロのスピードに慣れてきた。前節同様、彼にとって次につながる得点」と喜んだ。

 狙い通りだった。後半15分にMF六平を投入し、4―2―3―1から4―1―4―1の布陣に変更。前半は元ブラジル代表FWジョーを中心にパスを回され、ほとんど自陣でのプレーを余儀なくされた。それでも「ボールを回されてもイライラしないこと」と話していた指揮官の狙い通り、前半をスコアレスで折り返すと、同23分にはFWドウグラスが自身最多記録を更新する5戦連発を決め先制に成功した。布陣変更に戸惑う相手の隙を一気に突き「準備していた通りだった」と指揮官もうなずく結果となった。

 篠田体制は6戦負けなしとなり、暫定11位に浮上。前々節まで最下位に沈んでいたチームに光が見えてきた。

 ▼MF西沢 枠に入れることだけを考えた。(初先発で)スタジアムに入って変な汗をかいたけど、逆にその緊張を楽しめた。

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2019年6月23日のニュース