森保J、南米選手権へ23人中“金の卵”18人選出 全ては東京五輪のため実戦強化

[ 2019年5月25日 05:30 ]

関塚技術院長(左)と森保監督が握手する (撮影・大塚 徹)
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 日本サッカー協会は24日、南米選手権(6月14日開幕、ブラジル)に臨む日本代表23人を発表した。東京五輪世代から17歳のMF久保建英(FC東京)や法大のFW上田綺世(20)ら18人が選出され、うち13人はA代表初選出。そこにMF柴崎岳(26=ヘタフェ)ら5人のOA(オーバーエージ)枠候補が加わり、五輪本番を見据えた陣容となった。強豪南米勢との真剣勝負で「五輪金メダルプラン」が本格スタートする。

 南米選手権の先にある目標を、森保監督ははっきりと口にした。18人の五輪世代を中心に「A代表」として臨む今大会。「東京五輪で金メダルを獲りたい。そのためにはA代表で活躍できるほどの選手が出てきて活躍しないと、目標達成は難しい」。23人の中で、現時点で国際Aマッチを経験している五輪世代は冨安だけ。だからこそ18人の未経験者を、それも世界屈指の舞台に立たせる用意を整えた。「五輪金メダルプラン」の第一歩だ。

 初めての「融合」も試みる。五輪では3人を登録できる23歳以上のOA枠。これまで冨安や今回招集外の堂安がA代表に繰り上がることはあったが、五輪世代を軸としたチームの中に世代外の選手が加わるのは初めて。指揮官は昨年から「OAも含めて競争」と五輪候補にハッパを掛けてきた。今回、クラブに派遣義務のないシーズンオフにもかかわらず、柴崎、川島、岡崎らW杯経験者は自ら所属クラブに参加意思を伝え、招集を実現させたという。5人には「経験をチームに伝えてほしい」と大きな期待を寄せた。

 A代表への大量引き上げ、そしてOA枠候補との初融合。陣容を整えて乗り込む現地では、生のデータ収集をぬかりなく行う。技術も判断力も屈指の南米勢。「世界のトップのチームが多くいる大陸で、全てにおいてレベルが高い。さらに伸ばして改善しないといけないところを我々スタッフも選手にアプローチし、選手自身も感じながら成長につなげてもらえば」と集めたデータを今後の強化に還元する。一言で表す遠征のテーマは「成長」で、目標は「グループリーグ突破」。経験の全てが、金メダルにつながっていく。

 ▼21歳FW前田大然(松本) 他にはないスピードを生かしたプレーが求められる。点を取らないと生き残れない。結果を残す。

 ▼20歳DF原輝綺(鳥栖) 守備ではもちろん、チームメートと連係した攻撃など特長を出せるようにしたい。

 ▼22歳DF岩田智輝(大分) 自分の良さを出し代表としての目標を達成するために全力で頑張りたい。

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