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カズ3試合ぶり先発で最年長出場記録52歳1カ月12日に更新 長男より年下選手と同時先発果たす

[ 2019年4月7日 15:14 ]

明治安田生命J1第8節   横浜FC1―1福岡 ( 2019年4月7日    ニッパツ )

<J2 横浜FC・福岡>前半、必死にボールを追う横浜FC・三浦(撮影・大塚 徹)                                                                                                                                                      
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 Jリーグ最年長選手の元日本代表FW三浦知良(52=横浜FC)が7日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で行われた明治安田生命J2リーグ第8節・福岡戦で3試合ぶりに先発出場。自身の持つJ2最年長出場記録を52歳1カ月12日に更新したが、後半7分にベンチに下がり、ゴールはならなかった。

 カズが2017年4月15日の町田戦(町田)以来707日ぶりの先発出場を果たした3月23日の岐阜戦(ニッパツ)ではGK南雄太(39)、MF松井大輔(37)、MF伊野波雅彦(33)、MFレアンドロ・ドミンゲス(35)と先発にベテランがズラリと並び、平均年齢は33・9歳。

 一転、この日は前節J初ゴールを決めたばかりのU―20日本代表MF斉藤光毅(17)や、かつて横浜、清水などでプレーし、J3相模原監督も務めた安永聡太郎氏(42)を父に持つMF安永玲央(18)も先発したことで平均年齢も28.9歳と若返った。長男・良太さん(21)より年下、最大35歳差ある選手たちと元気にピッチを駆け回ったカズ。だが、シュートを打つことができないまま、0―0で迎えた後半7分にはFWイバ(33)との交代でベンチに下がった。

 それでも今季はこれで合計106分間プレー。昨季はJ2リーグ戦で3位になったチームで出場機会に恵まれず9戦計59分間のプレータイムにとどまり4年ぶりの無得点に終わったが、昨季のプレータイムを4月で抜き去った。

 チームはカズの交代から5分後の後半12分に先制PKを許したが、後半34分にイバのPKが決まって1―1で引き分けている。

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