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初戦敗退のレアル 地元紙は選手の写真使わず「再現不可能なサイクルの終焉」

[ 2019年3月7日 00:07 ]

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦   レアル・マドリード1―4アヤックス ( 2019年3月5日 )

 昨季まで欧州CL史上初の3連覇を達成したレアル・マドリード(スペイン)が1回戦で敗退した。5日、ホームでアヤックス(オランダ)に1―4と大敗。アウェーの第1戦は2―1で先勝していたが、2戦合計3―5と逆転されて9季ぶりに16強で姿を消した。

 一夜明けた6日の地元紙は歴史的な敗戦を大々的に報道。マドリード系のマルカ紙は1面でレアル・マドリードの選手の写真は一切つかわず、1―4という結果が場内ビジョンに示すされたスタジアムをバックに「歴史をつくったチームがここに眠る。再現不可能なサイクルの終焉(しゅうえん)」と葬儀のような見出しで黄金期の終わりを伝えた。

 同じくマドリード系のアス紙も1面にはレアル・マドリードの写真は使わず、試合後に歓喜するアヤックスイレブンを掲載。「悲劇の1週間」という見出しで「6日間でレアル・マドリードはリーグ、国王杯、そしてチャンピオンズリーグを失った」と報道。地元ファンがチャントでC・ロナウドの放出を非難し、ペレス会長の辞任を要求したことも伝えた。

 また、バルセロナ系のムンド・デポルティーボ紙は「もう何も無い」という見出しで、バルセロナの宿敵が今季主要タイトル無冠となることがほぼ確実になったことを報じた。

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2019年3月6日のニュース