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J1復帰の大分、開幕戦・鹿島戦へ不安なし FW藤本「敵地をゴールで黙らせたい」

[ 2019年2月20日 17:19 ]

 23日に敵地で鹿島との開幕戦を迎えるJ1大分は20日も精力的にトレーニングに励んだ。

 初戦でいきなりアジア王者と、熱狂的なファンで埋め尽くされる“完全アウェー”での対戦。J1の洗礼を浴びそうな厳しい状況でスタートを切るが、チームに不安や力みはない。16年にはJ3だったチームには今回が初のJ1挑戦となる選手も多いが、「早く試合がしたい。自分たちのサッカーがどのくらい通用するのか本当に楽しみ」と、気後れすることなく期待に目を輝かせている。

 主将のDF鈴木義宜(26)は「サッカー選手としてJ1でやってみたい気持ちはずっとあったので幸せ」と話す。「鹿島は攻められても最後のところを守る強さがある」と警戒するが「自分たちのサッカーをどれだけできるか。相手サポーターも多いと思うし、楽しみ。苦しい時にどれだけ自分が先頭に立てるか」。主将としての覚悟を持って、初のJ1を心待ちにしている。

 FW藤本憲明(29)は「J3、J2で開幕ゴールを決めているのでJ1でも決めたい」と自身が築いてきた“記録”への挑戦を宣言し「早く試合をやりたい。鹿島相手に勝ったら一気に注目される」。虎視眈々と下克上をもくろんでいる。「相手はアジア王者。チャンスは少ないと思うが1本は来ると思うので、逃さないように。満員の敵地をゴールで黙らせたい」。J3から自力ではい上がってきたストライカーは、初のJ1でも結果で力を証明する。

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2019年2月20日のニュース