鹿島ACL切符、連覇挑戦権 大岩監督「よくやってくれた」

[ 2019年2月20日 05:30 ]

ACLプレーオフ   鹿島4―1ニューカッスル ( 2019年2月19日 )

前半、先制ゴールの伊藤(中央)を祝福する鹿島イレブン(撮影・大塚 徹)  
Photo By スポニチ

 昨季王者の鹿島は今季公式戦初戦となるニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)とのACLプレーオフに挑み、4―1で下して本戦出場を決めた。今季横浜から加入したFW伊藤翔(30)の今季公式戦1号を皮切りに4得点と圧勝。2得点を挙げたFWセルジーニョ(23)は昨季からACLで7戦7発とした。広島はチェンライ(タイ)と0―0と延長でも決着がつかず、PK戦を4―3で制した。

 鹿島は連覇への挑戦権を手に入れた。シーズン初戦。シーズンまっただ中の相手との一発勝負。難しさがある中で無難に勝ちきった。大岩監督は「選手は非常によくやってくれた」と称えた。

 向上の余地を残しながらも、新戦力と既存の戦力がかみ合った。先制点を挙げたのは新加入の伊藤。「距離感が遠くならないように」と心掛けた2トップの相棒、セルジーニョがヒールで角度を変えたシュートのこぼれ球をスライディングで押し込んだ。一方、セルジーニョは4点中3点に絡み「アントラーズとしての姿勢をピッチで表現できた」とうなずいた。

 王者として臨む今大会。内田は「重圧やプレッシャーに負けるようなら、ここで負けていた方がいいんじゃないですかね」と言っていた。プレーオフが始まる前から、難しい戦いへの覚悟があった。

 クラブは世界に通用する武器を持った強力な戦力の補強を目指したが、このオフは断念。そこで取ったのは、鹿島らしい方針だった。“中途半端”な補強が既存の戦力の成長を妨げることを避け、若手の「伸びしろ=強化」と捉えること。最年少の20歳で10番を与えられた安部は早速、高い位置のボール奪取から好機を演出した。

 シーズンの公式戦初戦を白星で飾ったのは、Jリーグと天皇杯を制した16年以来、3季ぶり。昨季から昌子や西、小笠原が去った。まだ完全合流していないエースの鈴木や三竿を欠く状況。それでもシーズンの好スタートへつなげる白星を手にした。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「J1」特集記事

2019年2月20日のニュース