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サラ選手の捜索打ち切り 消息不明から3日目 家族の願いは届かず

[ 2019年1月25日 11:26 ]

消息不明となったサラ(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグのカーディフ・シティに所属するアルゼンチン出身のFW、エミリアーノ・サラ(28)選手を乗せた小型飛行機(パイパー・PA―46)が消息を絶った一件で、英国の警察当局は24日、捜索の打ち切りを発表。姉のロミーナさんは「きっと生きています。救助を待っているはずです。だから捜索を打ち切らないで」と訴えたものの、消息不明となってからすでに3日が経過しており、当局は生存の可能性は「極端に低い」と判断した。

 サラ選手は先週にフランスのナントからクラブ史上最高額となる1700万ユーロ(約21億円)でカーディフ・シティに移籍したばかり。クラブ側がチャーターした同機は21日夜、英国海峡に浮かぶガーンジー島の北方約20キロで消息を絶っていた。

 英国とフランスから派遣された捜索隊は4400平方キロに及ぶ範囲を捜索。22日には複数の浮遊物が発見されたものの、機体の位置を示すものは発見されていない。なお積極的な捜索活動は行われないものの、当局は「現場付近の船や航空機に同機の痕跡がないか注意を払うように」と呼び掛けている。

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