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今季限りで引退の相模原・川口を見ようと沼津戦に5074人 静岡出身「能活っ」コールも

[ 2018年11月18日 17:04 ]

地元となる静岡県東部地域にある沼津・愛鷹で現役最後の試合を終え、左から沼津・山本会長、中山、伊東に花束を贈られる相模原・川口(右)
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 4日に今季限りでの引退を発表したJ3相模原の元日本代表GK川口能活(43)が18日、静岡県沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で行われた沼津との試合にベンチ入り。試合後に沼津主催の花束贈呈セレモニーに臨んだ。

 試合には不出場。それでも同じ県東部地域富士市出身である日本が誇るGKの雄姿を見届けようと、5074人の観衆が詰めかけた。

 試合が0―0に終わると、両チームサポーターから「能活っ」コールがわき起こり、川口はグランドを半周してあいさつ。続いてセレモニーでは、磐田時代の恩師・山本昌邦現沼津会長(60)、同じく磐田の元同僚・FW中山雅史(51)、そしてアトランタ五輪でともに戦いブラジルを破った「マイアミの奇跡」で唯一の1点を叩き出したMF伊東輝悦(44)が、笑顔で花束を贈呈した。

 あいさつでは「愛鷹には少年時代からの思い出が詰まっている。当時は砂のグラウンドだったけど、今は立派な球場。このような会を催してもらい僕は幸せものです」と声を弾ませ、大きな拍手が送られていた。(大木 穂高)

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2018年11月18日のニュース