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冨安歩む“麻也の道”ベネズエラ戦で株急上昇!スタメンへ前進

[ 2018年11月18日 05:30 ]

<日本代表移動>大分空港に到着した冨安(右は三竿)(撮影・西尾 大助)
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 日本代表は17日、20日のキルギス戦(豊田ス)に向け愛知県豊田市へ移動し、午後から市内で練習を行った。1―1で終わったベネズエラ戦ではDF冨安健洋(20)の株が急上昇。この日は右膝の打撲で練習を欠席したが、来年1月のアジア杯でもレギュラー候補に浮上。センターバックでコンビを組んだDF吉田麻也主将(30)の通った“麻也ロード”再現を狙う。 日本代表メンバー  日程&結果

 先輩の歩んだエリート街道を、冨安が突っ走る。ベネズエラ戦では前半11分にビッグセーブ。「最後まで体を張ったプレーを求められていたので良かった」と振り返ったが、森保監督からの評価をさらに高めた。

 7年前の11年アジア杯で一躍主力に躍り出たのが、今や主将の吉田だ。当時22歳で大会前の国際Aマッチ出場は1試合。初戦のヨルダン戦で敗色濃厚の後半アディショナルタイムに同点弾を決め、一気にスタメンに定着した。

 先輩の歩んだ道をなぞるように、8年後のアジア杯を前にA代表入り。ベネズエラ戦では吉田と好相性を見せ、ハートもつかんだ。クリアボールをFWにつなげられずラインを割ってしまった直後。「悔しがっている姿を見る限り、つなぐ意識があるので悪くない」と納得させた。

 ベネズエラ戦は渋滞に巻き込まれた小学校時代の恩師、三筑キッカーズの辻監督にビッグセーブを見せられなかった。キルギス戦は再び活躍を見せるチャンス。1月の本番に向け“ラストスパート”に入る。

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2018年11月18日のニュース