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鹿島5発圧勝!永木、自画自賛のクロスで2点目演出「直前にわんちゃんが…」

[ 2018年9月29日 20:25 ]

明治安田生命J1リーグ第28節   鹿島5―0神戸 ( 2018年9月29日    ノエスタ )

<神戸・鹿島 前半、アシストした鹿島・犬飼(左)は永木と喜ぶ(撮影・後藤 大輝) 
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 5―0というゴールラッシュで鹿島が神戸を下し、来季のACLプレーオフ出場圏内となる暫定3位に浮上した。1―0で迎えた前半40分、試合の流れを決定づける右CKからのチーム2点目は、あうんの呼吸から生まれた。

 前日28日の練習後。CKのキッカーを務めたMF永木は、センターバックのDF犬飼、DF町田とともに居残り練習を行っていた。2人の頭に合わせるクロスを、左右から何本も蹴り込む。最後に何度も送る練習をしていたのは、GKの手の届かないファーサイドへのクロスだった。

 ところが、この時の右CKでは、永木は迷うことなくニアを狙った。「直前にわんちゃん(犬飼)が“ニアにくれ”と言った」から。要求通り鋭いクロスをピンポイントでニアの犬飼の頭に合わせると、犬飼がそらしたボールを後方でフリーになったDF西が右足で合わせてゴール。「なかなかないけど、あれは完璧だった」。普段はあまり自賛しない永木が、胸を張った。

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