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武藤は「簡単に倒れすぎる」 ニューカッスル・ベニテス監督が課題指摘

[ 2018年9月29日 22:29 ]

ニューカッスルの武藤嘉紀
Photo By スポニチ

 イングランド・プレミアリーグ・ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督(58)が、今季加入したFW武藤嘉紀(26)について「簡単に倒れすぎる」と課題を指摘した。28日付の地元紙イブニング・クロニクル(電子版)が報じた。

 28日に行われた定例会見で、日本人記者から武藤に関する質問を受けたベニテス監督は「きょう、試合のビデオを見ている時に彼に伝えたことは、簡単に倒れすぎているということ。プレミアリーグでは倒れてもファウルにならないということにまだ気付いていない。イングランドはよりフィジカル重視(のサッカー)。そのためDFとの接触プレーにもうまく適応しなければならない」と課題を指摘した。その上で「練習でよくやっている。英語力も素晴らしいが、もう少し(イングランドサッカーを)理解する必要がある。だが、彼には満足している。私も日本語を学んでいるところさ!」と武藤を褒めた。

 さらに、日本人記者から「いつプレミアリーグで先発するのか?」と質問を受けた指揮官は「それは明日(=29日のレスター戦)かもしれない。武藤も、それは時間の問題だと認識している。数年かかる選手もいれば、数カ月かかる選手もいるし、数週間の選手もいる」と回答。「武藤は試合とチームメートについて理解を深めているし、我われが必要としているゴールでチームを助けてくれるはずだ」と期待した。

 武藤は29日のレスター戦でベンチスタート。レスターのFW岡崎慎司(32)も2試合連続でベンチスタートとなった。

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2018年9月29日のニュース