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Jヴィレッジ7年4カ月ぶり再オープン 福島の復興“後押し”

[ 2018年7月29日 05:30 ]

福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」が約7年4カ月ぶりに営業を再開し、東日本大震災の発生時刻に合わせてキックオフした試合でシュートを放つ地元中学生
Photo By 共同

 東日本大震災後に東京電力福島第1原発事故の対応拠点となっていた国内初のサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」が7年4カ月ぶりに再オープンした。

 28日に記念式典が行われ、日本代表と東京五輪代表を兼任する森保監督も出席。男女の東京五輪代表の活動拠点となることが決まっているが、A代表合宿の開催についても「スケジュールが調整できれば」と意欲を見せた。日本代表の国内の親善試合は、欧州組の帰国が試合直前になることも多く日程調整は困難だが、田嶋会長も「できるのであれば、ぜひやりたいと思っている」と語った。

 森保監督にとって、ナショナルトレーニングコーチ時代に「上野から(特急)スーパーひたちに乗ってちょくちょく来てた」という思い入れの強い場所。「まだまだ復興は続いていくと思いますので、励ましになったり勇気づけになったりする活動ができればと思います」と力を込めた。

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2018年7月29日のニュース