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C大阪、丸橋弾で土壇場ドロー「何か起きるかなと思って走った」

[ 2018年7月29日 05:30 ]

前半 ゴールを決めるC大阪・丸橋(右から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 土壇場の同点劇だった。1―2のまま試合が進み、後半アディショナルタイムも4分が過ぎていた。C大阪はGK金鎮鉉(キムジンヒョン)のロングボールをMF山内が頭で流し、これを受けたFW柿谷が丸橋へパス。巧みな反転から左足で放ったシュートは、相手DFに当たってゴール左へと吸い込まれ、アウェーのC大阪に貴重な勝ち点1をもたらした。

 「山内が入って、競り勝っていたから何か起きるかなと思って走っていた。曜一朗くんがパスをくれて、シュートというかクロスを上げた感じだった」

 そう苦笑いで振り返った丸橋。前半11分にはゴール前へ送ったFKがラッキーな形で得点となり、同点弾も含めて自身初の1試合2得点。これで今季5ゴール目で、左サイドバックながらチーム得点王タイとなった。

 ただ、勝ち点1を得た一方で課題も多い。先制しながらも前半30分にカウンターから簡単に失点。副審の微妙なジャッジがあったとはいえ、後半39分には一時は逆転となるゴールも奪われた。中断明けは4試合で計8失点。4試合連続未勝利と勝ちきれない要因になっており、尹晶煥(ユンジョンファン)監督は「攻撃に出て、途中で奪われて失点する場面が多い。集中力が切れてやられている」と厳しかった。

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2018年7月29日のニュース