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C大阪の長身FW杉本が代表初選出…ハリル絶賛「珍しいタイプの選手」

[ 2017年8月24日 17:37 ]

日本代表に初選出されたFW杉本健勇
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は24日、6大会連続6度目の出場に王手をかけているワールドカップ(W杯)アジア最終予選・オーストラリア戦(8月31日、埼玉)、サウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に臨む日本代表メンバー27人を発表し、C大阪の躍進を支えるFW杉本健勇(24)が初選出された。

 杉本は1メートル87の長身で、足元の技術もスピードもある大型ストライカー。昨季はJ2で14得点をマークしてチームのJ1昇格に貢献し、今季はJ1リーグ戦で7月から8月にかけて自身初の5試合連続ゴールを決めるなど現在リーグ2位の14ゴール(第23節終了時点)と得点王争いを続けている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「2年間チェックし続けている選手で、質が高く、体格もある珍しいタイプの選手。意欲的にプレーすればいい選手になれる」と高評価を与え、今回大量9選手を招集したFW陣にあっても「杉本はコンディションがいい。大迫、岡崎よりコンディションがいいことを見せればプレーするチャンスもある」と初招集で即プレーするチャンスを与える可能性も示した。

 杉本は1992年生まれを中心とする”プラチナ世代”の1人で、12年ロンドン五輪に出場したU―23日本代表ではチーム最年少の19歳でメンバー入り。同年にC大阪から3カ月半期限付き移籍したJ2東京Vでともにプレーした親友で、昨年11月以来の代表復帰を果たしたMF小林祐希(24=ヘーレンフェイン)とは5年ぶりのチームメートとなる。

 クラブを通じて「日本代表に選ばれうれしく思います。自分の持っている力を日本代表のために出して、良い結果を残せるよう頑張ります。また、勝利のために全力を尽くしたいと思います。まずは週末の鹿島アントラーズ戦を集中して戦った後、日本代表に気持ちを切り替えて頑張ります」とコメントを発表した。

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2017年8月24日のニュース