元Ｕ―１９日本代表ＦＷ宮市剛がＪＦＬクラブへ移籍「ありがとうございました」

　Ｊ２湘南は２９日、元Ｕ―１９日本代表ＦＷ宮市剛（２２）がＪＦＬのＭＩＯびわこ滋賀へ育成型期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は２０１７年７月３日から２０１８年１月３１日まで。６月３０日にクラブハウスでチームへの挨拶を済ませ、移動するという。

　愛知県出身の宮市は中京大中京時代に正月の全国高校選手権で活躍し、２０１４年にＪ２湘南入り。翌１５年にＪ２水戸、１６年にＪ３鳥取への期限付き移籍を経験し、今季湘南に復帰したが、公式戦出場はなかった。リーグ戦の通算成績はＪ２が１４試合０得点、Ｊ３が２５試合１得点。

　宮市はクラブを通じ、「復帰してから半年間という短い期間でしたが、応援ありがとうございました。試合に出場することはできませんでしたが、湘南で経験したことを次のステージでも活かしていきます。ありがとうございました」とコメントしている。

　ドイツ２部ザンクトパウリに所属する元日本代表ＦＷ宮市亮（２４）は実兄。兄は２８日の練習で右膝前十字靭帯を断裂し、近日中に手術を受けることが発表されている。