堂安、初の海外挑戦に「楽しみしかない」オランダへ向け出発

ファンから掲げられた自身の横断幕を見て笑顔を浮かべる堂安
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　Ｇ大阪からオランダ１部フローニンゲンへの期限付き移籍するＵ―２０代表ＭＦ堂安律（１９）が２８日、関西空港発の航空機でオランダへ向け出発した。「不安は特にない。楽しみしかない」と初の海外挑戦を心待ちにした。

　語気を強めたのが“北部ダービー”と呼ばれるヘーレンフェインに所属するＭＦ小林祐希との対決だ。「チームが決まった時、それを聞いた。相手に日本人がいれば、自然とモチベーションは高くなる」。昨年８月、当時、磐田だった小林のラストマッチで堂安はプロ初アシストをマークし勝利を演出（２―０）。偶然にも８月１３日の今季リーグ開幕戦はヘーレンフェイン戦が組まれており、因縁ある２人の“再会”が濃厚だ。「負けたくない」と力を込めた。堂安はメディカルチェックを経て、７月１日からチーム練習に合流する。