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FIFA、W杯招致疑惑の調査全面開示 日本も限度超え贈答品

[ 2017年6月29日 05:30 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、18、22年W杯両大会の招致を巡る不正疑惑を調査した報告書を全面開示した。22年大会に立候補して敗れた日本については「招致ガイドライン」に定められた額を上回る5万〜19万円相当の贈答品(屋久杉細工のサッカーボールなど)を当時のブラッター会長、理事のプラティニ氏らに贈ったことなどが記述されている。

 22年大会の招致に成功したカタールに関しては王族や資源会社などがFIFA理事の親しい知人と天然ガス輸出の取引に応じる便宜を図った事実などを列挙。日本協会の田嶋会長は「私はリポートに協力した本人。FIFAから招致の公平性を損なうものではないという結論をもらっている」と語った。

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2017年6月29日のニュース