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柏 大津の劇的1年ぶり弾で首位神戸撃破 こぼれ球「予測できていたので」

[ 2017年4月16日 18:32 ]

明治安田生命J1第7節   柏2―1神戸 ( 2017年4月16日    ノエスタ )

後半47分、逆転ゴールを決め喜ぶ柏・大津(左から2人目)とイレブン
Photo By スポニチ

 柏がFW大津祐樹(27)の1年ぶりゴールで劇的な勝利を飾り、神戸を首位から陥落させた。

 1―1で迎えた後半47分、FWクリスティアーノの右クロスが左ポストに当たってハネ返ったボールに、ゴール前へ詰めていた大津が体勢を崩しながら右足を合わせて決勝ゴールを決めた。

 「クリスからいいボールが来て、ポストに当たりましたけど、自分のところにこぼれて来るなと予測できていたので、あとは落ち着いて振り抜きました」と大津。「神戸は強いチームだし、カウンターもすごく速かった。でも、そういうチーム相手でも僕たちは走り続けて勝てたから良かった」と敵地での首位チーム撃破に会心の笑みを浮かべた。

 2012年ロンドン五輪で日本の4強進出の立役者となった大津だが、リーグ戦でのゴールは昨年4月2日の鳥栖戦(ベアスタ)以来1年ぶり。その鳥栖戦は1―1で引き分けているため、大津がゴールしてチームが勝つのは2015年10月24日の清水戦(アイスタ)以来1年半ぶりとあって、泣き出す女性サポーターの姿もあった。

 22日の次節は横浜とホームで対戦。大津は「勝つことしか考えていないし、この勢いをつかってもっともっと活躍していきたい」と意気込んだ。

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2017年4月16日のニュース