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小笠原&曽ケ端 W500戦飾る!同時達成ならJ1史上初の偉業

[ 2017年4月16日 09:10 ]

明治安田生命J1第7節   鹿島―仙台 ( 2017年4月16日    ユアスタ )

 ダブルの金字塔に向けて準備は整った。鹿島のMF小笠原とGK曽ケ端は16日の仙台戦で先発が濃厚。プロ20年目の同期がそろってJ1・500試合目の出場を刻む。国内主要タイトル19冠の鹿島ではこれまで未到の領域。1クラブで2人同時達成もJ1史上初という偉業だ。

 過去に6人しか達成していない大台だが、本人たちに数字へのこだわりはない。「目の前の試合に勝つことを考えてずっとやってきた。これからもそう。そのスタンスは変わらない」と曽ケ端。

 岩手出身の小笠原は東北で節目の一戦を迎えるが「個人的なこと。チームが勝つことが一番」と静かに闘志を高めた。

 チームは公式戦2連敗中だが、鹿島には苦しい時、勝利に貪欲な2人の背中に後輩が導かれ、立て直してきた過去がある。石井監督は2人を「ピッチの指揮官」と評し、MF遠藤は「しゃべらなくても存在自体で教えてくれる」と言う。今季の補強組を外し、昨年末のクラブW杯決勝・Rマドリード戦の布陣(左MFは柴崎→中村)で臨む可能性が高い今節。再起を懸けた布陣で、レジェンド2人の節目を祝う。

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2017年4月16日のニュース