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新9番・優磨V弾も「あまり納得いっていない」、今季目標は「全タイトル」

[ 2017年2月18日 16:01 ]

<鹿島・浦和>後半、鹿島・鈴木はゴールを決め笑顔を見せる
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 サッカーシーズン到来を告げる富士ゼロックス・スーパーカップが18日、日産スタジアムで行われ、鹿島が3―2で浦和を下して7年ぶり6度目となる同タイトルを獲得した。

 鹿島は前半39分、MF遠藤が左足で直接FKを決めて先制。同43分にはFW金崎のシュートが右ポストを叩いたハネ返りを再び遠藤が決めて2点をリードした。だが、浦和は後半29分、FW興梠が自ら得たPKを決め、1分後の同30分にはMF武藤が決めて2―2の同点。それでも鹿島は後半38分、途中出場のFW鈴木が相手のミスを見逃さず左足で決勝ゴールを決めた。

 鹿島の石井監督は「浦和レッズさんと戦う時はいつも厳しい戦いになるので本当に苦しめられたが、最後はしっかり大会のタイトルが取れて良かった」とホッとした表情。「新しいメンバーになって初めての公式戦。ここでタイトルを取れたということはこの後のリーグ戦、ACLにとって非常に重要な1勝になった」と新たなシーズンに気合を入れた。

 値千金の決勝弾を決めた20歳の鈴木は「自分が入ってから2点やられているのであまり納得いっていない」と渋い顔だったが、ゴール直後には今季から背負う9番をサポーターに向かって見せつけるパフォーマンスも。「今年9番なのでちょっとそれはアピールしようと思っていた」と振り返り、今季に向けては「もっと圧倒して全タイトルを取れるように頑張ります」と意気込んだ。

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