×

王者抜かりなし!鹿島 今季初タイトルへPK練習も万全

[ 2017年2月18日 05:30 ]

富士ゼロックス・スーパー杯   鹿島―浦和 ( 2017年2月18日    日産ス )

記者会見で写真撮影に応じる(左から)鹿島の石井監督、遠藤、浦和の武藤、ペトロビッチ監督
Photo By 共同

 常勝集団に抜かりはない。昨季のリーグ王者として臨む鹿島は前日練習でセットプレー、さらにはPKまで確認した。過去のゼロックス杯は9戦5勝4敗。4つの黒星のうち3試合がPK戦の末の惜敗だけに、念には念を入れた格好だ。会見に出席した石井監督は「5回優勝しているが、同じくらい負けている。最初の公式戦でクラブにタイトルを積み重ねたい」と気を引き締めた。

 21日にACL初戦(対蔚山)、25日にJ開幕戦(対FC東京、いずれもカシマ)と過酷な道が待ち受けているが、極端なターンオーバーは行わず主力を送り込む構え。「圧倒して勝つのがベスト」とMF土居は言い、MF遠藤も「勝って、いいシーズンにしたい」と力を込める。昨季終盤は浦和を破ったCS決勝から勢いに乗り、クラブW杯準優勝まで躍進した。新たなタイトルが、鹿島をさらに強くする。

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月18日のニュース