柴崎2発が欧州手形 レアル焦らせた10番に世界が熱視線

[ 2016年12月20日 05:30 ]

Rマドリード相手に決めた柴崎の2点目
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 鹿島がクラブW杯決勝のレアル・マドリードとの激闘から一夜明けた19日、MF柴崎岳(24)の欧州移籍を容認する方針を示した。延長戦の末に2―4で惜敗したRマドリード戦での2得点の活躍を受け、世界的評価も急上昇。今冬の移籍市場で欧州クラブからオファーが届く可能性が高まり、海外志向の強い背番号10の意思を尊重する構えだ。

 世界を驚かせたクラブW杯決勝から一夜明け「SHIBASAKI」の名前が世界を駆け巡った。英紙サンは柴崎をRマドリードのライバルであるバルセロナの司令塔になぞらえ「ジャパニーズ・イニエスタ」と紹介。「GKナバスを打ち破り有名人になった。プレミアリーグのトップ4(チェルシー、リバプール、マンチェスターU、アーセナル)でプレー機会を得るのは難しいが、それより少し下か中堅クラブではやれる」と高く評価。またスペイン紙マルカは「鹿島の宝石」との見出しを立て「世界中の技術部長たちの目に留まったはずだ」と報じた。

 柴崎はRマドリード戦の前半44分、後半7分にともに左足でゴールを記録。欧州王者を追い詰める善戦を演出した。世界130カ国以上で放映された大舞台での活躍。ツイッターのトレンドワードランキングで「kashima」が一時、世界1位に浮上するなど注目を集めた一戦で、柴崎株も急上昇した。決勝を視察した元オランダ代表FWで現在、FIFAの技術部門責任者のファンバステン氏も、柴崎らの名前を挙げて高く評価したという。

 鹿島幹部は「岳(柴崎)にとって大きな試合。オファーが来るんじゃないかな。篤人(内田)もサコ(大迫)もそうだけど、クラブとしては割り切るしかない」と語った。過去にも内田(シャルケ)や大迫(ケルン)ら海外志向の強い選手を送り出しており、今回も柴崎の意思を尊重して移籍容認の方針。穴を埋める存在として新潟のレオ・シルバ獲得も決定的となっている。

 スペイン紙マルカによると、柴崎にはスペイン2部バジェカノ、ヘタフェなどが獲得に興味を示しているが、今後、欧州主要リーグのクラブからオファーが届く可能性は高い。02年W杯日韓大会ではベルギー戦で同点弾を決めた鈴木隆行(当時鹿島)の元にベルギー1部ゲンクからオファーが舞い込み移籍が実現した例もある。自ら欧州移籍のチャンスを引き寄せた柴崎の動向から目が離せない。

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