鹿島・石井監督　来季続投濃厚　将来的構想など契約細部確認へ

来季の続投が濃厚になった鹿島の石井正忠監督
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　鹿島の石井正忠監督（４９）の来季続投が濃厚になった。鹿島の鈴木満常務取締役は「石井監督と話をする。目指す方向性のすり合わせをして、いろんな段階を踏んで合意に至れればと思う」と説明。来季以降の構想や条件面などを確認した上で、双方の意見に隔たりがなければ正式に続投要請する方針だ。

　石井監督は８月２０日の湘南戦で途中交代を命じたＦＷ金崎の造反劇を発端に体調を崩し、心労でダウン。一度は辞意を申し入れたが、翻意した。ＪリーグＣＳでは年間３位から下克上を達成して年間優勝。クラブＷ杯で準Ｖに輝き、続投に意欲を見せている。

　クラブは５年後に経営規模を現在の４３億円から６０億円にする構想を描いている。来季は拡大路線に乗せる重要なシーズン。石井監督の下でリーグ連覇、ＡＣＬ制覇を目指すことになりそうだ。