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崖っぷち名古屋 運命の最終戦へ指揮官、奮起促す「一致団結してやる」

[ 2016年11月2日 15:43 ]

最終節を翌日に控え、調整する名古屋・闘莉王(左)ら

 逆転でのJ1残留を目指す名古屋は2日、今季最終戦となる運命の湘南戦(パロ瑞穂)を翌日に控えて豊田市内で1時間の最終調整を行った。現在、勝ち点30で降格圏の16位。ラスト1戦でJ1残留かクラブ史上初のJ2降格が決定する。

 報道陣50人、激励に訪れたサポーター150人が見守る中、今季途中から指揮を執るボスコ・ジュロブスキー監督は「グランパス史上一番重要な1戦。勝利しても残留できないかもしれないし、引き分けでも残留できるかもしれない。ただ一致団結してやること。その姿をサポーターに見せたいし、J2は考えていない」とイレブンの奮起を求めた。

 当日は14年5月3日のC大阪以来となるチケット完売。磐田、新潟、甲府とあわせて4クラブ中1クラブだけが降格する“サバイバル”を前に、MF小川は「持てる以上の力は出せない。100%やりきるだけ」と自然体で挑むことを強調し、FW永井も「もうジタバタしても仕方ない。今季はずっと苦しかった。最後は皆で笑いたい」と満員サポーターの声援を力に変えることを誓った。

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