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救世主再び!磐田 MF松浦が仙台戦で今季2度目の先発へ

[ 2016年11月2日 09:30 ]

紅白戦でドリブルする磐田MF松浦(右)

 磐田は3日、J1残留を懸けて仙台と敵地で戦う。1日は大久保グラウンドで紅白戦を実施。4―2―3―1の左サイドハーフには今季全試合先発出場のMFアダイウトン(25)に代わり、MF松浦拓弥(27)が入った。

 積極的にボールを呼び込み、リズムをつくるなど存在感を発揮。6月25日の第1ステージ仙台戦(ヤマハ)以来2度目の先発に向け「危険な位置でボールを触ってチームを前向きにする。自分のストロングを出していきたい」と意欲を高めた。

 8年前の再現を狙う。08年の仙台とのJ1、J2入れ替え戦。当時プロ2年目の19歳のドリブラーは敵地で同点弾、ホームでは2得点を奪いチーム初の降格危機を救った。「あれ以来、あのグラウンド(ユアスタ)で活躍していないんだよね」と苦笑いしながら「タイミング的にも、インパクトを残せると思う」と自信をうかがわせた。

 先月29日の前節浦和戦(エコパ)は1トップのFWジェイ(34)へのサポートが遅く、攻撃の迫力を欠いた。「ジェイがキープできるので、なるべくその近くにいたい」と改善点を挙げる。引き分け以上なら他会場の結果に関係なく、残留が確定。「自分の得意なプレーを前後半で5回くらい出せればいい。頑張ります」。背番号11が再び救世主になる。

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2016年11月2日のニュース