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【加茂周の目】矢島&鈴木投入で攻撃が活性化

[ 2016年8月12日 09:35 ]

FW鈴木の投入で攻撃が活性化した(AP)

 交代出場した矢島と鈴木の動きが良く、攻撃が活性化したのが良かった。それがスウェーデンに勝てた要因だ。守備も安定していて、終始、日本ペースで戦うことができた。

 1次リーグ敗退の原因は初戦のナイジェリア戦でシステムを変えたこと。相手を分析して4―4―2ではなく、4―3―3にしたのだろうが、練習時間が少ない中でやり慣れないシステムを採用したため、選手が力を出し切れなかったのはもったいなかった。攻撃の軸と考えていた久保が招集できなかったことも大きい。

 第2戦もコロンビアに2点先取されたが、後半は圧倒的に日本が攻めていただけに、逆転できなかったのは残念だ。オーバーエージの3人も、もう少しチームを引っ張る活躍をしてほしかった。(元日本代表監督)

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2016年8月12日のニュース