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独政治家が差別発言…ボアテングは「隣人になってほしくない」

[ 2016年6月1日 05:30 ]

 ガーナ人の父を持つドイツ代表のバイエルンMのDFボアテングに対し、ドイツの右派政党「ドイツのための選択肢(AFD)」のガウラント副代表が人種差別的な発言をしたとして、同国内で物議を醸している。

 同氏は29日付のドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネのインタビューで「人々は良い選手と思っているが、隣人にはなってほしくない」と発言。ドイツ政府のザイベルト報道官は「下劣で悲しい発言」と切り捨てた。ドイツ系と移民系の選手が一致団結する同国代表はドイツ社会の目指す理想像。ベルリンで生まれ育ったボアテングは今月開幕の欧州選手権でも守備の要として活躍が期待されている。

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2016年6月1日のニュース