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U23日本 ブラジル戦決定!ネイマールと五輪前最後の実戦だ

[ 2016年6月1日 05:30 ]

リオ五輪OA枠で出場濃厚なブラジル代表FWネイマール(AP)

 日本サッカー協会は31日、リオデジャネイロ五輪に出場するU―23日本代表が、7月30日(日本時間31日)にブラジルのゴイアニアでU―23ブラジル代表と強化試合を行うことを発表した。ブラジルはオーバーエージ(OA)枠でネイマール(24=バルセロナ)を招集することが確実な状況。本大会前最後の実戦で、世界トッププレーヤーを擁する王国と対戦して、48年ぶりとなるメダル獲得への叩き台とする。

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 総仕上げの一戦が決定した。手倉森監督は優勝候補の本命との一戦に向けて「勝って勝って勝ち進まなければ対戦できない相手と本大会前に試合をできることは大きい。選手個々にとっても貴重な強化の場で、良い経験を積める」と、日本協会を通じてコメントした。

 相手にはバルセロナで世界のトップに君臨する男がいる。ネイマールは14~15年の欧州チャンピオンズリーグで得点王を獲得するなど、言わずと知れたスーパースター。日本とはA代表で3度対戦。12年の親善試合では2得点。13年のコンフェデ杯で1得点。14年10月の親善試合では全4得点を叩き出した日本キラーだ。12年ロンドン五輪にも出場し、銀メダル獲得に貢献。14年W杯ブラジル大会ではケガのため途中離脱し、優勝も逃しており、再び自国開催となる今大会に懸ける思いは強い。

 その“ブラジルの至宝”率いる王国は手倉森ジャパンにとって、願ってもない相手。「死の組」と言われるB組を突破することができれば、準々決勝で当たる可能性もあるが、開幕前に対戦できるメリットの方が大きい。「五輪本大会の初戦の重要性や難しさを考えれば、このタイミングでブラジルと対戦することはとても大事」と指揮官。カナリア軍団で腕試しをしてから、1次リーグ第2戦までを戦うマナウス入りする。

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2016年6月1日のニュース