代表初招集の磐田・小林祐は４戦連発ならず「申し訳ない」

＜川崎・磐田＞前半、ボールを競り合う小林

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１４節 磐田０―１川崎Ｆ

（5月29日 等々力）
　日本代表に初招集された磐田ＭＦ小林祐は初の４戦連発を逃した。序盤から相手の速い寄せに苦しみ、放ったシュートは１本。スタンドに駆けつけた親友らにゴールを届けられず「みんなの前で点を取れなかったのは申し訳ない」と悔やんだ。

　それでも収穫はあった。ＦＷ大久保やＭＦ中村ら代表クラスの選手と対峙（たいじ）し「長く一緒にやっているだけあって、あうんの呼吸があった。あの迫力は、同じサッカーを目指している身としては勉強になった」と刺激を受けていた。

　３０日から代表合宿が始まる。強気な発言などから“本田２世”と呼ばれる２４歳は「本田さんは本田さん。小林祐希は小林祐希。比べられるのは本田さんも嫌だと思う」ときっぱり。「１分でも出るチャンスがあるなら１本シュートを打ちたい。日本を引っ張っていくつもりでプレーする」と意気込んだ。