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U23遠藤にCBプラン浮上 不動のボランチも故障者続出で

[ 2016年5月30日 06:04 ]

リオ五輪本番でセンターバックを兼ねるプランが浮上した浦和の遠藤

 浦和DF遠藤がリオ五輪本大会ではセンターバックを兼ねるプランが浮上した。トゥーロン国際大会で1次リーグB組4位となり敗退したU―23日本代表が29日、羽田空港着の航空機で帰国。日本協会関係者によれば、大会前に川崎Fの奈良が左脛骨(けいこつ)骨折の重傷を負い、大会中に神戸DF岩波が左膝内側側副じん帯を損傷し、離脱したことから、このチームではボランチで不動のレギュラーを張っている遠藤を、センターバックで起用する案が持ち上がっているという。

 遠藤は浦和では3バックの真ん中。昨季所属していた湘南でも3バックの右でプレーしており、むしろ最終ラインは“本職”とも言えるため、支障はない。1月にカタールで行われたアジア最終予選でも、万が一に備えて、用意されていたプランでもある。オーバーエージ枠のリストにも川崎FのDF谷口らセンターバックのできる選手をリストアップ。岩波らの復帰が待たれるが、チームは柔軟に対応できる策を準備している。

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2016年5月30日のニュース