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不発宇佐美「自分に嫌悪感」敵地でのFC東京戦14戦勝ち星なし

[ 2016年5月30日 05:30 ]

<FC東京・G大阪>後半、チャンスにゴールを逃し渋い表情の宇佐美

明治安田生命J1第1S第14節 G大阪0―1FC東京

(5月29日 味スタ)
 アウェーでFC東京と対戦したG大阪は0―1で敗れた。敵地でのFC東京戦は14戦連続勝ち星なし。日本代表FW宇佐美貴史(24)は決定的なチャンスをつくりながらも無得点に終わった。神戸はアウェーで大宮と2―2のドロー。広島はアウェーで福岡に4―0で圧勝した。名古屋は湘南に1―2で敗れた。リーグは日本代表の活動のため中断し6月11日に再開する。

 怒りの矛先は自らに向けた。「感触は悪くなかったけど決めきれなかった。自分に嫌悪感を抱いている。しょうもない…。守備ではなく前線が得点を取れなかった責任は大きい」と宇佐美。両チーム最多タイの4本のシュートを放ちながら、ネットを揺らせなかった悔しさが口を突いた。

 アウェーのFC東京戦は02年のナビスコ杯以来勝ち星なし。長谷川監督は「ホテルも変えてみた」と話し、ピッチ外でも流れを変えようとした。それでも後半28分の宇佐美のシュートはわずかに枠を捉えきれず。逆にFKからの1点に沈んだ。

 きょう30日からは来月のキリン杯に臨む日本代表合宿に合流する。宇佐美とともに選出された日本代表GKの東口は「何よりもチームの勝ち点が欲しかったですね」と表情は晴れなかった。

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2016年5月30日のニュース