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新生なでしこに今井女子委員長「大きく発展できるように再スタート」

[ 2016年4月27日 17:30 ]

 日本サッカー協会は27日、東京・文京区のJFAハウスで記者会見を開き、女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督にU―20女子日本代表の高倉麻子監督(48)が就任することを正式発表した。日本では男女のA代表を通じて初の女性監督で、6月2日(日本時間3日)に米国と対戦する国際親善試合が初陣となる。

 会見に同席した今井純子女子委員長(50)は「五輪予選に敗れ、残念ながら(今夏のリオデジャネイロ五輪に)出場することができませんでした」と切り出し、「しかし、ここで日本女子サッカーの発展の歩みを止めることなく、これをステップに、さらに大きく発展できるように再スタートを切って進んでいきたい」と表明。

 「その中で女子委員会を開催しまして、今までのなでしこジャパンの総括、今後の方向性について話し合いました。それに基づいて今後の次期監督の要件について、そしてさらにそれに基づいて監督の候補について話し合い、結論を出しました。それを会長に報告し、承認をいただき、今回監督に正式なオファーをさせていただきました」と高倉監督誕生の経緯を説明した。

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2016年4月27日のニュース