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広島 敵地で2発快勝、逆転での決勝T進出に望みつなぐ

[ 2016年4月5日 22:07 ]

<広島・ブリラム>後半、2点目のゴールを決め駆けだす広島・柴崎

ACL1次リーグF組 広島2―0ブリラム

(4月5日 ブリラム)
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組の広島は5日、アウェーでブリラム(タイ)に2―0で勝って勝ち点を6に伸ばし、逆転での決勝トーナメント進出に望みをつないだ。一方、敗れたブリラムは1次リーグ敗退が決定した。

 広島は、U―23日本代表のFW浅野が右腸腰筋損傷で全治3週間と診断されたばかり。ホームで3―0と快勝した3月16日の前節・ブリラム戦で2ゴールを挙げた若きエースの離脱を余儀なくされたが、今季J2京都から加入し、この試合の先発に抜てきされたMF宮吉が、前半終了間際の45分にFW佐藤の絶妙なスルーパスを右足で決めて先制ゴール。後半42分にはMF柴崎がドリブルから右足で追加点を挙げて逃げ切った。

 この勝利で広島の勝ち点は6。順位は前節の3位から変わらなかったものの、4月20日に行われる次節にアウェーで対戦する2位・山東魯能(中国)との勝ち点差は前節の3から1に縮まり、逆転での決勝トーナメント進出が見えてきた。

 「しっかり勝ち点3が取れて良かったです」と冷静に振り返った宮吉。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出された23歳は「全員でしっかり戦った結果。また次も頑張りたい」と静かに闘志を燃やしていた。

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2016年4月5日のニュース