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“ミスターガンバ”松波正信氏が“ライバル”C大阪の下部組織コーチに

[ 2016年3月14日 17:05 ]

 J2C大阪は14日、元G大阪監督の松波正信氏(41)が、同日付で下部組織のC大阪U―18コーチに就任したと発表した。

 岐阜県出身の松波氏は、帝京高2年の時にエースストライカーとして全国高校選手権を制して日本一に輝き、得点王も獲得。同校からJ元年の1993年にG大阪入りし、J1通算280試合に出場(45得点)して2005年限りで現役引退するまで13年間ひと筋にプレーして“ミスターガンバ”と呼ばれた。

 引退後もG大阪に残り、ユース監督時代に現日本代表FW宇佐美貴史(G大阪)らを指導したほか、西野朗監督(当時)のもとトップコーチも歴任。セホーン監督の解任を受けて2012年3月から急きょトップチーム監督として指揮を執ったが、J2降格決定を受けて同年限りで監督を退任し、翌13年にはG大阪の地域活動を中心に草の根運動を推進する特任スタッフの初代「ガンバサダー」も務めた。その後、G大阪を離れ、14年からJ3鳥取で監督を務め、昨季限りで退任していた。

 松波氏はクラブを通じコメントを発表。「このたびセレッソ大阪U―18のコーチに就任することになりました、松波正信です。若手選手の育成に尽力し、1人でも多くトップチームに昇格出来るよう全力でサポートしていきます。どうぞ宜しくお願い致します」と意気込んでいる。

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2016年3月14日のニュース