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国学院久我山、初の決勝進出!2年生DF戸田がロスタイム逆転弾

[ 2016年1月9日 16:17 ]

<高校サッカー準決勝 国学院久我山・青森山田>後半ロスタイム、国学院久我山・戸田(右)が決勝ゴールを決めイレブンと喜ぶ

第94回全国高校サッカー選手権準決勝 国学院久我山2―1青森山田

(1月9日 埼玉)
 第94回全国高校サッカー選手権は9日、埼玉スタジアムで準決勝2試合を行い、第2試合ではともに初優勝を目指す青森山田(青森)と国学院久我山(東京A)が激突。国学院久我山がDF戸田佳佑(2年)の劇的なロスタイム弾で2―1と競り勝ち、初の決勝戦進出を決めた。東京勢の決勝進出は1998年の帝京以来17年ぶり。

 国学院久我山は、準決勝で前年度優勝校の星稜(石川)を2―0で下した東福岡(福岡)と11日午後2時5分から埼玉スタジアムで行われる決勝戦で初優勝を懸けて対戦する。

 国学院久我山は0―1で迎えた前半25分、MF名倉巧(2年)が左サイドから上げた低いクロスをDF野村京平(3年)が頭で決め、同点。後半も互いにチャンスはあったが、ゴールネットを揺らすことはできずに1―1のまま試合が進み、3分が掲示されたロスタイムも刻一刻と過ぎてPK戦突入かと思われた。だが、48分、右CKからのミドルシュートを最後はDF戸田佳佑(2年)が右足でコースを変えて決め土壇場で決勝ゴールをもぎ取った。

 青森山田は前半17分、DF原山海里(3年)の武器である右サイドからのロングスローをニアでDF常田克人(3年)が頭でそらし、中央でFW鳴海彰人(2年)が頭で決めて先制。だが、ロスタイムに2点差を追いつきPK戦の末に勝利を収めた3回戦・桐光学園(神奈川)戦に続くミラクル再現はならず、2009年度以来6年ぶりの決勝進出を逃した。

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