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“浪速のゴン”中山悟志が現役引退「幸せな最高のサッカー人生」

[ 2016年1月9日 18:41 ]

 J3琉球は9日、FW中山悟志(34)が2015年シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 宮崎県出身の中山は、鵬翔高から2000年にJ1のG大阪入り。その後、J1名古屋、J2熊本、J2水戸、J2長崎でもJFL時代からプレーし、13年8月から琉球に在籍していたが、昨年12月に契約満了による退団が発表されていた。

 G大阪時代にU―21日本代表として02年のトゥーロン国際大会で3得点、同年の釜山アジア大会でも5得点をマークしていずれも大会得点王になるなど、年代別の代表選手として活躍。「ゴン」の愛称で知られる元日本代表FW中山雅史(48=現JFL沼津)にあやかって「浪速のゴン」と呼ばれた。04年アテネ五輪本大会メンバーからは漏れたが、アジア予選に出場。Jリーグ戦の通算成績はJ1が100試合10得点、J2が73試合10得点、J3が67試合11得点。昨季はJ3で35試合6得点だった。

 中山はクラブを通じ、「私、中山悟志は2015シーズンをもちまして現役を引退することに致しました。これまで在籍させていただいた全てのクラブに感謝の気持ちで一杯です。私をサッカー選手としてだけではなく、人間としても大きく成長させて貰えた現役生活でした。有難うございました。この場を借りて、今まで私に関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。サッカーを通じてたくさんの方と出会い、そして仲間、友人が出来ました。サポーターの方々とも素晴らしい出会いがあり、応援に感謝しています。喜び、悔しさ、涙など色々ありましたが、全てが貴重な財産です。大好きなサッカーをここまで出来るとは思っておらず、とても幸せな最高のサッカー人生でした。次のステージでも日々成長できるように頑張りたいと思います。有難うございました」とコメントしている。

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2016年1月9日のニュース