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甲子園のケリつける!星稜“本田魂”で4年連続4強だ

[ 2016年1月5日 05:30 ]

第94回全国高校サッカー準々決勝 星稜―明徳義塾

(1月5日 駒沢)
 準々決勝を明徳義塾(高知)と戦う昨年大会優勝の星稜(石川)は都内のグラウンドで調整した。OBの日本代表FW本田圭佑(29=ACミラン)ばりのメンタルの強さを発揮して4年連続4強入りに挑戦する。

 河崎監督はミーティングで「ベスト8から上がることが一番難しい。満足したらいけない」と奮起を促した。前々回は準優勝、前回は初優勝と今でこそ強豪の仲間入りを果たしたが、壁を破ったのは本田が率いる04~05年のチーム。15度目の挑戦で初めて準決勝進出を果たした。当時を知る指揮官は「先輩たちのよき伝統がある。満足せずにやってくれ」と本田の名前をあえて挙げ、闘志をあおった。

 星稜―明徳義塾戦といえば92年の全国高校野球で松井秀喜(元巨人、ヤンキースなど)が5敬遠されて敗れた試合が思い出される。指揮官は競技が違うこともあり関心を示さなかったが、世間の注目を浴びるのは間違いない。今度はサッカーで記憶に残る対決にしてみせる。

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2016年1月5日のニュース