原専務理事＆田嶋副会長、次期会長選プレゼンで持論展開

報道陣の取材に応じる日本サッカー協会の原博実専務理事

　日本協会の次期会長選に立候補している原博実専務理事（５７）と田嶋幸三副会長（５８）が、都内のＪＦＡハウスで評議員、理事に対するプレゼンテーションを行った。投票権を持つ評議員は７５人中６６人が出席。原専務理事はスピード、チャレンジ、オープンマインドをキーワードに掲げ「地方も含めた皆の力を合わせて日本代表が強くなってこそ、サッカーファミリーも増える」と訴えた。

　田嶋副会長はＪリーグの１９～２０年シーズンからの秋春制移行、育成日本の復活、４７都道府県協会の自立などをテーマに掲げ「（プレゼン内容は）これまで言い続けてきたことで、会長選のために提案したことは一つもない。理想を語ることができてハッピー」と笑顔を見せた。

　正式な会長候補者になるには理事会で推挙されるか、評議員７人以上の推薦が必要。会長選挙は来年１月２１日に告示され、候補者複数の場合は同３１日に評議員７５人による投票を行う。