×

MF堀米、京都へ完全移籍 甲府から契約延長打診も「成長するため決断」

[ 2015年12月24日 13:14 ]

 J2京都は24日、J1甲府からMF堀米勇輝(23)が完全移籍で加入すると発表した。

 山梨県甲府市出身の堀米は甲府の下部組織出身で、2010年4月には2種登録選手としてトップチームに登録し、8月に正式契約を結んだ。13年シーズン途中からJ2熊本へ、昨季はJ2愛媛へ期限付き移籍。今季は甲府に復帰し、J1リーグ戦12試合に出場した。

 堀米は両クラブを通じてコメントを発表。甲府を通じては「クラブからは来年の契約延長の話を頂きました。しかし、今後1人のサッカー選手として成長するために今の自分に必要なのは、いつでも帰る場所があるのではなく、退路を絶ってサッカーに打ち込むことではないかと思い、今回の決断に至りました」と移籍を決めた理由を明かし、「私は誰より甲府愛があると自負しています!最後にファン、サポーター、スポンサー、サポ―ティングスタッフ、そして、自分を育ててくれたフロントスタッフ、アカデミースタッフ、ヴァンフォーレ甲府という素晴らしいクラブに関わる全ての方々に本当に感謝しています」とメッセージ。「正直、自分が10代の頃思い描いていた未来とは違いました。しかし、だからこそ、これからの未来が自分は楽しみです。京都に移籍するからには、7年振りのJ1昇格に必ず貢献し、覚悟を決めて、心身共に京都の人間になってきます!!」と長文のメッセージで決意を明かしている。新天地となる京都を通じては「プレーで自分の覚悟を表現したいと思います。共に闘い、必ずJ1に復帰しましょう。応援よろしくお願いします」としている。

続きを表示

2015年12月24日のニュース