来季４９歳カズ、コリンチャンス式の最先端機器で肉体チェックへ

手を振って出発する横浜ＦＣのカズ

　Ｊ２横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（４８）が１日、永住権更新などのためブラジルに出発した。カズによれば、現地ではサンパウロの名門コリンチャンスのクラブハウスを訪問予定。同クラブ以外ではバルセロナ、レアル・マドリードしか保有していない最先端の医療機器でボディーチェックが受けられることになったという。

　カズは「（機器に）寝るだけで筋肉のどこが良くて悪いかが分かるみたい」と明かす。ＭＲＩ（磁気共鳴画像装置）検査など通常の精密検査とはまた違った角度から筋肉の状態を細かく分析できるという。

　今季のカズは４月に右太腿、１０月には右でん部付近を痛め２度、戦線離脱した。既に回復してトレーニングも再開しているが、世界最高峰のハイテク機器による肉体チェックは今後に大きなプラスになりそうだ。ブラジルには専属トレーナーも帯同、鞄にはランニングシューズも持参。４９歳で迎える来季に向け、ストイックな日々は続く。