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選手を称える森保監督「集中力を切らさずやってくれた結果」

[ 2015年12月2日 22:47 ]

<G大阪・広島>前半、指示を出す森保監督(左は長谷川監督)

Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦 広島3―2G大阪

(12月2日 万博)
 Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)は2日、大阪・万博記念競技場でホーム&アウェー方式の決勝第1戦が行われ、年間勝ち点1位でシードされた広島と、準決勝で2位・浦和を破った3位のG大阪が激突。広島が3―2で劇的な逆転勝ちを収め、2013年以来2年ぶり3度目の年間王者と10日開幕のクラブワールドカップ(W杯)出場へ王手をかけた。決勝第2戦は5日に広島のホーム、エディオンスタジアム広島で行われる。

 1―2の劣勢から後半ロスタイムに2点を入れて逆転勝ちを収めた森保監督は「本当に厳しく難しい戦いになると思っていましたが、まさにその通りで。先制されましたし、2度リードを許した展開の中、本当に選手たちがよく集中を切らさずに、反発力をもって、継続力をもって、プレーし続けてくれたことが、きょうの結果になったと思っています」とかみしめるように感想。「きょうは我々が勝ったが、どっちが勝ってもおかしくない内容。このアウェーの地で勝てたことを、次ホームに帰って、次の半分をまたしっかり勝利で終われるようにしないといけない」と熱戦を振り返った。

 中2日で行われる決勝第2戦の会場はホーム、エディオンスタジアム広島。森保監督は「きょうの試合はいい勝利だったと思うが、まだ半分終わっただけ。ホームに帰ってからの試合を勝利で締めくくれるようにベストを尽くしたい」と静かに、だが確実に次なる勝利を見つめた。

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