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山形J2降格決定…GK山岸ヘッド弾のPOから1年で 神戸FW渡辺ハット

[ 2015年10月24日 15:57 ]

<神戸・山形>J1昇格から1年で降格となり、ガックリと引き揚げる山形イレブン
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J1第2ステージ第15節第1日 山形1―3神戸

(10月24日 ノエスタ)
 J1第2ステージは24日、各地で第15節第1日の8試合が行われ、残留を争う年間15位・神戸との直接対決に1―3で敗れた同17位・山形の来季J2降格が決まった。

 降格決定は前節の清水に続いて2チーム目で、山形は11年まで3シーズン守ったJ1から陥落して以来2度目、昇格からわずか1年でのJ2降格となった。負ければ他会場の結果しだいで降格が決まる可能性があった年間16位・松本は1―2で同14位・鳥栖に敗れたが、年間13位の新潟が名古屋に2―4で敗れたため、踏みとどまった。鳥栖と神戸は残留が決定。1枠を残す降格に可能性を残すのは、新潟と松本に絞られた。

 山形は11年にJ2降格が決まった時と同じノエビアスタジアム神戸で、残留を懸けて神戸と直接対決。勝利以外は降格決定という厳しい条件でスタートした1戦で、前半22分、DF安田の突破から最後はFW渡辺に4試合連続ゴールを決められ、失点。後半12分にはオウンゴールで追いついたが、わずか3分後の同15分には神戸FW渡辺に2点目、同43分には渡辺にハットトリックとなる3点目を決められた。

 J2で3シーズン目となった昨年は、6位でJ1昇格プレーオフ(PO)に進出。11月30日に行われた同準決勝では4位・磐田と敵地で対戦し、引き分けでは敗退が決まるという条件の中、1―1で迎えた後半47分にGK山岸が頭で決勝ゴールを決めて勝利を収め、大きな話題を呼んだ。そして、12月7日のPO決勝では、3位・千葉に1―0で勝利。4年ぶりのJ1昇格を決めていた。だが、歓喜の昇格から321日目。ここまで年間4勝、2試合を残して無念のJ2逆戻りとなった。

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