×

大久保、痛恨の退場で次節出場停止…ゴンのJ1最多記録まであと2点

[ 2015年10月24日 16:32 ]

<川崎F・横浜>後半ロスタイム、川崎F・大久保(左)が横浜・アデミウソンを押して、この試合2枚目のイエローカードにもらい退場処分になる

J1第2ステージ第15節第1日 川崎F0―1横浜

(10月24日 等々力)
 史上初の3年連続得点王がかかる川崎FのFW大久保嘉人(33)が24日、ホームの等々力陸上競技場で行われたJ1第2ステージ第15節・横浜戦の後半50分に2度目の警告を受けて退場となった。退場は10年10月の横浜戦以来5年ぶりで、11月7日に行われる次節・浦和戦(埼玉)は出場停止となる。

 大久保は現在22得点で、25日に仙台戦を控えるG大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)に3点差をつけ、リーグトップ。さらに、元日本代表FW中山雅史(現JFL沼津)の持つJ1歴代最多記録の157得点にあと2点と迫っている。

 20日の練習で痛めた左太腿にテーピングを巻いて臨んだ大久保は、前半11分に1度目目のイエローカード。0―1で迎えた後半50分、横浜のMFアデミウソンとボールを競りあった際にもめ、直後にイエローカードをうけたアデミウソンが抗議すると、大久保にもこの試合2枚目となるイエローカードが提示され、続いて退場を意味するレッドカードが示された。大久保は「あれがイエローでは何もできない。あり得ない」と、怒りをぶちまけた。

 エースストライカーの退場というまさかの事態に、キャプテンマークを巻く元日本代表MF中村憲剛(34)も榎本一慶主審に対して両手でおがむようなポーズで“懇願”したが、当然、聞き入れられず。大久保は両手でピッチを強く叩き、不満げな表情のまま引き上げた。

続きを表示

2015年10月24日のニュース