ミラン本田　トップ下の出来に地元紙辛口評価「クオリティーがない」

ＡＣミランの本田

　ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田圭佑（２９）がトップ下での出来について、地元紙から厳しい評価を受けた。２日、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は中国遠征についての総括記事を掲載。「ミハイロビッチ監督はトップ下の質を待つ」という見出しで、本田らがプレーしたトップ下のパフォーマンスが及第点に達していないと評した。

　また、調整が遅れている選手としてローマから加入したＭＦベルトラッチ、負傷明けのＭＦモントリーボとともに本田を挙げ、本田については「いつものように献身的にプレーはするものの、攻撃面に関してはクオリティーがない。もっとファンタジー（創造性）と正確性を高める必要がある」と辛口の評価を下した。

　ただし、本田とトップ下で定位置を争うスソについても「クオリティーの物足りなさは同様」と厳しい論調。同じくライバルのボナベントゥーラについては触れていない。今後は攻撃面でも目に見える結果を残して、新指揮官にアピールをする必要がありそうだ。