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清水・大榎監督辞任 第1S最下位とチーム低迷「熟慮した結果」

[ 2015年8月2日 05:30 ]

辞任を表明した清水の大榎監督

 清水は1日、大榎克己監督(50)が辞任し、田坂和昭ヘッドコーチ(43)が監督代行を務めると発表した。

 大榎監督は昨年7月30日に清水ユースからトップ監督に就任し、低迷するチームを残留に導いた。だが、今季は第1ステージ3勝4分け10敗で最下位と苦戦。第2ステージも7月11日の神戸戦で0―5と大敗するなど、リーグ最多43失点の守備を改善できず、年間4勝6分け12敗で降格圏の17位に沈んでいた。

 7月29日の横浜戦前日に都内のホテルで左伴繁雄社長(59)に辞任を申し出たといい「ここに至るまでは何度も自問自答し、熟慮した結果。これまで一緒に戦ってきたスタッフ、選手たちは申し訳なく思っておりますが、彼らの力ならば、必ず浮上していけると信じています」と心境を語った。

 清水OBの田坂氏は今季はJ2大分で監督を務めていたが、7月に4年半ぶりにヘッドコーチとして復帰した。93年のJ創設からJ1に名を連ね続けるプライドを懸け巻き返しを期す。

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2015年8月2日のニュース