ヤンなで世代もアピール意欲！田中美＆京川が北朝鮮戦で先発濃厚

東アジア杯でのアピールを狙うヤングなでしこ世代の田中美

女子・東アジア杯 日本―北朝鮮

（中国・武漢）
　田中美、京川らのヤングなでしこ世代も台頭を狙っている。Ｗ杯経験組の菅沢と２トップの可能性が高い田中美は「出場した分だけ点を取りたい。選ばれてここで終わったら意味がない。リオ五輪のために来ている。個としてアピールしたい」と意気込んだ。Ｗ杯は予備登録メンバー３５人に選ばれながら落選。「Ｗ杯は応援しながら自分だったらどうするのか考えて見ていた」。その悔しさを晴らすために、きっちり結果を出しにいく。

　先発が予想されるサイドアタッカーの京川は左ＭＦ、左サイドバックでの併用が濃厚。今季は好調でＷ杯予備登録メンバー入りしたが、田中美と同様に本大会出場は逃した。「ポジションがどこか分からないですけど、出たところでやれることを精いっぱいやりたい。チームが勝つためのプレーをしたい。自分自身もゴールを取りたいという気持ちは常に持っている」。Ｗ杯は２３人だった登録枠が、五輪では１８人に絞られる。そこに名を連ねるために、複数ポジションでアピールする。