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新生なでしこ黒星発進 北朝鮮に4失点 増矢&杉田弾で2度追いつくも…

[ 2015年8月1日 21:15 ]

<北朝鮮・日本>後半、3点目を入れ歓喜の北朝鮮イレブンの前でぼう然自失の表情を見せる川村

東アジア杯 日本2―4北朝鮮

(中国・武漢)
 サッカーの東アジア杯が1日、中国・武漢で開幕し、ワールドカップ(W杯)カナダ大会で準優勝した女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)は北朝鮮(同8位)と対戦。2度追いついたものの2―4で敗れ、黒星発進となった。

 W杯の主力メンバーを除く新戦力中心で今大会に臨む日本はW杯と同じ4―4―2システム。スタメンにはGKに山根、4バックには右から京川、北原、高畑、高良、ダブルボランチに上尾野辺と川村、2列目に右に増矢、左に杉田、2トップには有町と菅沢が入って試合をスタート。

 試合開始早々の前半3分、日本は増矢のドリブル突破で得た右FKを上尾野辺が左足で直接狙ったが、惜しくもバーの上を通過。そして、同22分には急造の右サイドバックで先発した京川がペナルティーエリア内で相手を倒してPKを与えてしまう。このPKはGK山根が鋭く反応してピンチをしのいだが、北朝鮮は同36分に右FKから左足を伸ばしたリ・エギョンが決めて先制。日本は0―1と1点のビハインドで前半を折り返した。

 そして迎えた後半4分、上尾野辺の右FKにゴール前で菅沢がつぶれ役となり、ワンバンドしたボールに増矢が胸トラップしてから右足を振り抜き、同点ゴール。増矢はなでしこジャパン8試合目の出場で3得点目と抜群の決定力を見せつけた。

 だが、後半20分、カウンターから再びリ・エギョンに決められ1―2。25分には杉田の豪快なミドルシュートが決まって2―2に追いついたが、34分、36分と立て続けにラ・ウンシムに決められ、大量4失点での黒星スタートとなった。

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2015年8月1日のニュース