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東京V、3年ぶり4連勝で3位浮上! 高木大輔プロ初2戦連発

[ 2015年8月1日 22:36 ]

J2第27節 東京V2―0讃岐

(8月1日 味スタ)
 J2第27節は1日、雷の影響で順延となった群馬―岐阜戦(正田スタ)を除く10試合が各地で行われ、東京Vが讃岐を2―0で下して12年6月以来3年2カ月ぶりの4連勝を飾り、愛媛に1―2で逆転負けを喫したC大阪を抜いて同年8月以来3年ぶりとなる3位に浮上した。

 後半30分、FW高木大輔(19)がプロ初の2試合連続弾となる今季4得点目を頭で決めて先制すると、同47分にはその高木大の右クロスをMF南秀仁(22)が右足で決めて2―0。高木大は兄のMF高木善朗(22)がJ1清水から期限付き移籍で加入してから4試合3得点の荒稼ぎで「シンプルにうれしいです。FWは点を取るのが仕事。まだまだ取り続けられればと思います」と笑顔を見せた。

 冨樫監督は3年2カ月ぶりの4連勝に「随分久しぶり過ぎて意識していない」としながらも「これから先も土台の上に1つずつ勝っていくことで、より崩れない土台を作っていきたい」とキッパリ。昨季は20位でJ3降格危機に直面したチームが自動昇格を狙える位置まで来た要因について選手やスタッフ、サポーター、スポンサーを次々と挙げ、「一丸となって戦えていることが大きいと強く思います」とかみしめるように口にした。

 次節の横浜FC戦も勝って5連勝となれば、11年7月以来4年ぶり。当時を知る選手はもう平本、柴崎、高木善、杉本と4人しか残っていないが、次も勝って勝ち点4差につける2位・磐田によりプレッシャーをかけたいところだ。

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2015年8月1日のニュース