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アルゼンチン メッシ弾も2点差追いつかれドロー発進…

[ 2015年6月15日 05:30 ]

パラグアイと引き分け落胆するアルゼンチンFWメッシ(AP)

 南米選手権は1次リーグB組の2試合が13日に行われ、93年大会以来の優勝を目指すアルゼンチンはFWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)らの得点で前半に2点のリードを奪ったが、後半に2点を失い2―2で引き分け。また、連覇を狙うウルグアイは招待国のジャマイカを1―0で下し、白星発進した。

【2015年南米選手権】

 8大会ぶりの頂点を狙うアルゼンチンにとって手痛いドロー発進。フル出場した主将のメッシは「2―0から引き分けという結果は不満」と表情を曇らせた。前半はメッシ、アグエロ、ディマリアを中心とした強力な攻撃陣でパラグアイを圧倒。前半29分、メッシが前線でプレスをかけて相手のパスミスを誘いアグエロの先制点につなげた。同36分にディマリアが得たPKをメッシが右隅に決めてリードを広げた。メッシは9日の会見で「W杯(準優勝した昨年のブラジル大会)よりもチーム状態はいい」と自信を示していた通りの好調ぶりだったが「後半にチームは眠ってしまった」と失速。途中出場したテベス、イグアインらも流れを変えられずマルティノ監督は「(前後半で)プレーが両極端だったのは心配」と16日の前回王者ウルグアイ戦への課題を口にした。

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